片思いがつらい時はどうすればいい?心が軽くなる対処法とNG行動とは

長く片思いをしていると「もう、このままかなあ」と、ため息が出る人もいるのではないでしょうか。距離も全然縮まらないし、最近は冷たくされてる気がする…なんて悩みも尽きません。でも諦めるのはまだ早いです。今回はつらい片思いの対処法についてご紹介します。

片思いがつらい原因は?

なぜ、片思いをつらく感じてしまうのでしょうか。考えられる原因をみていきましょう。

相手との距離が縮まらないから

片思いの相手のことをどんなに想っていたとしても、距離が縮まらない限り片思いは進展しません。私はこんなに好きなのに…と思っても、相手にその気がなければ、恋愛にすら発展しないでしょう。

片思いの相手のことを、どうすることもできないもやもやした気持ちが、より一層、片思いをつらくさせているのです。何をやっても距離が縮まらない、どうすればいいかわからない自分の気持ちを持て余してしまうため、つらく感じるのでしょう。

相手に好きな人や恋人がいるから

片思いの相手に好きな人や恋人がいる場合も、どんなに頑張っても相手にされないと思うため、つらい気持ちになってしまいます。片思いの彼の気持ちはすでに好きな人や恋人に向かっているため、隙間に入り込むことはなかなか難しいと思うのでしょう。

片思いの相手が好きな人に振られたり、恋人と別れる可能性も「0」ではありませんが、かなり可能性は低く、それまでずっと我慢して好きでい続けなければなりません。期間が決まっていないだけに、ズルズルと辛い気持ちのままの時間ばかり経ってしまうのです。

相手が既婚者だから

片思いの相手が既婚者の場合は、叶うこと自体がかなり低いといえます。なぜなら「結婚」とは法律上で定められたもので、それを分かったうえでつきあうとなると「不倫」ということになってしまうからです。

不倫に明るい未来は訪れにくく、リスクばかりでつらい日々の連続といえます。もし相手の優しい言葉に乗せられて付き合ったとしても、結局は大事な時間を無駄にしてしまったということにもなってしまうのです。

遠距離で会えない人だから

毎日顔を合わせる、言葉を交わすことができる環境なら、もしかするとチャンスがあるかもしれませんが、遠距離などでほとんど会えない片思いの人の場合、なかなか成就することは難しいといえるでしょう。

定期的に会えるのならいいのですが、やはり毎日の積み重ねは大きなものがあります。少しずつ仲良くなっていくのは、毎日少しずつでも接触回数を重ねていくしかないのです。その少しの接触回数が、だんだんと大きな差となっていくでしょう。

その結果、なかなか会えない人は気持ちがそこまで芽生えていきにくいといえるのです。遠距離でも接点がない限り、難しいといえるでしょう。

片思いがつらいときの対処法とは?

片思いがつらいと、毎日の生活に支障が出てしまうことがあります。そんな時に対処法を知っておくと、グッと気持ちが楽になっていくでしょう。

恋愛以外のことに没頭する

片思いがつらくて、相手のことばかり考えていませんか?それでは、頭の中は四六時中、片思いの彼のことでいっぱいになってしまいます。そうすると仕事や勉強に手が付かなくなり、ミスをしたり、周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。

一旦、恋愛から離れて、恋愛以外に事に没頭してみましょう。趣味や好きなことを積極的にしてみたり、友達と遊びに行く、運動など身体を動かしてみるなど、恋愛以外に事ならなんでもかまいません。

恋愛ばかりだった頭や心がすっきりし、見えなかったことが見えてくるかもしれませんよ。

信頼している人に吐き出す

つらい気持ちや悲しい気持ちを自分の中にずっとため込んでおくと、その状態がいつも間にか当たり前になってしまい、何をやっても上手くいかないとネガティブな感情しか起こらなくなってしまいます。

実はそうやって自分自身で思い込んでいるだけなのですが、毎日思い続けているとだんだんと麻痺してしまうのです。そんな時は、あなたが一番信頼している人に、思い切って吐き出してしまいましょう。

片思いのつらい気持ちは誰もが一度は経験しているでしょうから、きっと気持ちに共感してもらえます。

しかしだからといって、相手の都合も考えなかったり、同じ話を延々ループするのは迷惑です。聞いてくれてありがとうと、感謝の気持ちを持つようにしましょう。

本や映画にヒントをもらう

恋愛をテーマにした本や映画はたくさんありますので、それらにハマってみるのもおすすめです。悲しい本や映画を観て思いっきり泣くもいいでしょうし、最後はハッピーエンドの結末になるものから元気をもらうのいいでしょう。

つらい片思いをして、がんじがらめの心を解きほぐすことができればいいのです。意外に本や映画から、今後の行動へのヒントが見えてくるかもしれませんよ。

同じく片思いしている人と話す

周りの友達や知り合いで、同じように片思いをしている人はいませんか?つらい片思いをしている気持ちは、同じようなつらい気持ちを抱えている人が一番よくわかるでしょう。

お互いにどうつらいのかを話すことができればスッキリしますし、意外に他人のことは冷静に見られるもので相手に対してアドバイスもできるかもしれません。反対に、あなた自身も気が付かなったことを教えてもらえることもあります。

ぜひ周りを見渡して、同じつらい片思いをしている人を探してみましょう。

周りの環境を変えてみる

いつもつらい、悲しいと思ってばかりでは、気持ちも沈みがちになりますし、雰囲気もどんよりと見えてしまいます。そこであなた自身をイメチェンして変えてみたり、新しい出会いを探しに出かけてみましょう。

友達に誘ってくれるように頼むことや興味のあるイベントなどに参加してみるなど、積極的に行動してみるのです。じっと考えてばかりいてはそこから何も変わりませんが、行動することでなにがきっかけになるかわかりません。

新しい出会いというと、片思いの彼がいるのに!と思いますが、行動することで気持ちも前向きになれますし、自信も持てるようになるでしょう。

片思い中のNG行動は?

つらい片思い中に、これだけはNGという行動があります。このNG行動するだけで、気持ちが届かないばかりか、嫌われてしまう、避けられてしまうなんてことにもなりかねません。

自分の行動を振り返って、ぜひチェックしてみてくださいね。

しつこいほどの自分勝手な連絡

片思いの彼と話したいからと連絡するも、なぜか返事が返ってこない…、なんで?どうして?私嫌われた!?と、5分も待てないようではこの先、自分で自分を追いつめていくだけです。

例えば友達に連絡した際に、返事がすぐに返ってこない場合「ああ、忙しいのね」と思いませんか?その待っている時間と全く変わりはないのに、片思いの彼にだけ時間の感覚のスピードが速くなっているのです。

返事が返ってこないというだけで、次々に送ってしまう…、逆の立場なら、もはや恐怖でしかありません。しつこい連絡を繰り返していると、そのうち返事が来ないだけでなく、ブロックされてしまう可能性もあります。

自分勝手な頻度の連絡は、結局のところ最後には自分に跳ね返ってくるので、相手の立場をよく考え、常識の範囲で送りましょう。

嫉妬させようと過剰なアピール

何とか気を引きたいと思い、駆け引きするのはもちろん良いアピール方法ですが、過剰なまでのアピールは相手からドン引きされるだけです。

わざと他の男性と仲良くしている話をしてみたり、告白されたなど好意を持たれていることをにおわせたりと、本人は駆け引きのつもりでも周りから見れば必死な姿に見えてしまいます。

チャンスを活かすのは大事ですが、わざとらしい駆け引きは相手の恋心を喪失させてしまう恐れがありますので注意しましょう。

独りよがりな言動

つらい片思いに疲れ、どうしていいのかわからなくなり、ついネガティブな気分になってしまうこともあるでしょう。そんな時にネガティブなメールやLINEを送ってみたり、察してほしいとばかりに意味深な内容を送るのはNGです。

そんな内容を送られても相手は返事に困りますし、もし付き合ったら重そう…と距離を取られてしまうかもしれません。あなたにとってはつらい片思いでも、相手には関係のないことなのです。

気持ちを相手にぶつけるのならネガティブな感情でなく、告白など前向きな感情にしましょう。

相手をうかがいすぎる行動

片思いの彼に好きになってほしいと思い、なんでも合わせてしまうのはNG行動です。何をお願いされても「いいよ」と安請け合いしてしまったり、違うと思った意見でも嫌われたくなくて受け入れてしまったり。

最初のうちは相手もあなたを意識するでしょうが、だんだんとあなたに対して物足りなさを感じてくるかもしれません。なかにはあなたのその優しさにつけ込み、都合の良い女のように扱ってくることも考えられます。

素のあなたのまま、誰にでも変わりなく接するようにしましょう。せっかくのあなたの良さに、片思いの彼が気が付いてくれないかもしれませんよ。

片思いのつらい気持ちを上手にコントロールしよう

片思いをつらいと感じるにはさまざまな原因がありますが、実はそれを決めているのはあなた自身ともいえます。好きな気持ちが相手に伝わらない、通じ合わない限りは、誰でも片思いの状態なのです。

人を好きになる気持ちは素晴らしいことですが、その気持ちをネガティブにもポジティブにもできるのはあなた自身といえます。せっかく好きな人に出会えたのですから、片思いであっても恋を楽しみましょう。

冷静に自分の心と向き合えば、きっと気持ちはコントロールできます。まずは素直につらい自分の気持ちを受け入れ、どうしたいのか、どうなりたいのか、それにはどうすればいいのかを考えていけば、自然と答えは出てくるでしょう。